ピアノ練習において、自分の演奏を録音するのは大切な勉強法の一つです。
スマホ動画での撮影、ICレコーダーの録音機能を使うやり方の他、電子ピアノについている録音機能を使う方法があります。
この記事ではピアノ練習における録音のコツで、録音の大切さをピアノ講師の立場から解明してみたいと思います。
スマホ動画で撮影する録音の大切さとは?
スマートフォンのカメラについている動画の撮影機能で、自分のピアノ練習を録音することが可能です。
これは多くのピアノ学習者が練習に使っている方法で、ピアノの音だけでなく自分の弾いている姿も一緒に録画できるメリットがあります。
ピアノ練習において正しい姿勢で演奏することが大切で、体の動きのなめらかさも動画の撮影機能でチェックできます。
ピアノを始めたばかりの人も、スマホの動画撮影機能を使って自分がピアノを弾く動画を撮影し、客観的にチェックしてみてください。
ICレコーダーを使った録音の大切さとは?
音だけを録音できる「ICレコーダー」も、ピアノ練習には便利なアイテムです。
会議の内容を録音する「標準」、音楽演奏用の「高音質」タイプがあるので、できれば高音質タイプのICレコーダーを選びましょう。
すでに標準タイプを買ってしまった人は、音質は今いちですがそちらでもピアノ演奏の録音は可能です。
ICレコーダを使ったピアノ練習の録音のコツは、入力レベルの設定を最適の数値にすることです。
録音の入力レベルが大きすぎれば音が割れてしまい、小さすぎればピアノの音が入らなくなってしまいます。
何度か録音してみて、最適な入力レベルに設定しましょう。
電子ピアノの機能を使った録音の大切さとは?
電子ピアノで練習している人は、電子ピアノに元々備わっている録音機能を使うと、いつでも気軽に録音できるのが便利です。
ボタン一つで録音・再生できるのが魅力ですね。
ピアノ演奏中は弾くだけで必死になってしまい、自分の演奏を客観的に聴くことができなくなります。
プロの演奏家ほど、自分の演奏を録画、録音して、客観的に振り返るようにしています。
ピアノ学習中の人ほどこまめに演奏を録音して、練習の仕方を定期的に振り返るようにしましょう。
まとめ
ピアノ練習における録音のコツや、録音の大切さについてまとめてみました。
スマホ動画・ICレコーダー・電子ピアノの録音機能と、その時によって使い分けできると便利です。
ピアノ仲間との弾き合い会などで、お互いに録音のし合いっこをするのも、映像を綺麗に撮れるためオススメの方法です。
録音を聴いて表現方法などを反省し、ピアノ学習に役立ててみてください。
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