ピアノを独学する人がまず最初に困ることは、何をどんな順番でやったらいいのかわからないですよね。
音符を読めない人は、音符も少しずつ読めるようになった方がよいでしょう。
音符の勉強もしながら、最初から独学でピアノを弾くことも可能です。
この記事ではピアノ講師の立場からピアノの独学の順番で、何をどう練習するか3つのヒントを解説していきます。
弾きたい曲を決めて楽譜を入手しよう!
ピアノ独学の順番で最初にやるのは、弾きたい曲を決めて楽譜を入手することです。
曲を決めてから楽譜を探してもいいですし、弾けそうな楽譜サンプルを探した中から曲を選んでも構いません。
入門者向けの楽譜が最も充実しているのは、ピアノで有名なヤマハの「ぷりんと楽譜」です。
クレジットカードやコンビニで楽譜料金を支払い、1曲ずつバラで買えます。
楽譜集ですと弾かない曲まで入っていて、高くつくんですよね(泣)
ヤマハぷりんと楽譜は、1つの曲に何種類もの「難易度」別の楽譜が用意されています。
「世界にひとつだけの花」を弾きたかったら、上級用ではなく「入門用」を選びます。
ギター用など別の楽譜を選ばないように、ピアノソロ楽譜を選ぶように注意します。
音符の読み方を本やネットで覚えよう!
ピアノ独学の順番で2番目にやるのは、音符の読み方を本やネットで覚えることです。
ピアノの楽譜は上・下2段の「五線譜」で、上がうず巻きのト音記号、下が「つ」に似たヘ音記号です。
一本目の線の上に音符があった場合、ト音記号とヘ音記号では読み方が違うため、ネットで「音名 五線譜」と検索して、音の読み方を調べます。
音符の読み方の本を一冊買っておくと、その本に入門者向けの内容が書かれてあります。
弾きたい曲の音符を1つ1つ調べるのは手間がかかりますが、順番通りに進めていくとだんだん音符を読むのが早くなってきます。
音符や楽譜は独学でもやってるうちに読めるようになってきますよ。
楽譜店に足を運ぶのもオススメ!
ピアノ独学の順番で3番目にやるのは、楽器店に足を運んでみることです。
普通の書店も楽譜は少し置いてありますが、ピアノの楽譜はしまむら楽器などの楽器店に売っているんです。
楽譜選びも慣れたころにはインターネットで購入できますが、独学をはじめてすぐの頃は楽譜店に足を運び、弾けそうな楽譜を手にとって選ぶことから始めてみましょう。
1曲ピースの販売も、何曲かの曲集もあります。
レパートリーが1曲増えるごとにピアノは上達し、楽譜もよく読めるようになってきます。
「入門」「初心者」「超簡単」のキーワードをたよりに、楽譜を探してみましょう。
まとめ
ピアノの独学で、何をどう練習するかの順番について、3つのヒントを紹介しました。
音符が読めてその通りの鍵盤をタッチして鳴らせば、ピアノは誰でも弾くことができます。
楽譜には指づかいも書かれているので、指づかいも正しく覚えるように心がけましょう。
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