20代でピアノを独学で上手くなるための3つの秘訣

ピアノを始めてみたいけれど、子供の頃に習った経験がなく、20代から独学で始めようと思っている人はいませんか!?

ピアノは何歳からでも始めることが可能で、自宅で独学もできます。

しかし先生なしで独学する場合には、これから挙げる3つの秘訣が重要になります。

この記事では20代でピアノを独学で上手くなるための3つの秘訣を、ピアノ講師の立場から解説していきます。

ピアノの脱力奏法を勉強しよう

ピアニストが細い体や小さな手で身軽にピアノを弾きこなしているのは、プロとしての「脱力奏法」が身についているからです。

ピアノを弾く行為は野球のボールを投げる行為に似ていて、手や指、腕だけでなく、腹筋や背筋という身体の大きな筋肉も使っていきます。

鍵盤の中央から端の方に素早く移動する時、まるで野球のボールを投げるかのように、自分の手を遠くに放り投げてしまっているんです。

野球のボールを投げる時には、ボールが落ちないよう軽く握りつつ、腕はリラックスさせていますよね。

ピアノを弾くときにも、身体の必要な筋肉だけ使い、不要な筋肉はリラックスさせます。

脱力奏法については、独学できる本やDVDなどが多く出版されているので、アマゾンやネット検索などで探してみるとよいでしょう。

20代の独学者はピアノ奏法の本を読もう

20代からピアノを始めるのは年齢的に全然遅くなく、中高年、定年後の趣味として始める人もいるくらいです。

20代からピアノを始めて、ショパンの練習曲やラフマニノフの前奏曲にチャレンジする人もいるんですよ。

独学で手を痛めたりけんしょう炎にならないよう、骨や筋肉の仕組みを勉強しましょう。

ピアノを習っている人達に多く読まれている本を紹介します。

『ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』(春秋社)という本です。

少し分厚いですが、図が多いのでわかりやすいです。

独学で手や腕が痛くなることがあるかもしれないので、1冊手元に置いて身体の仕組みを勉強しましょう。

20代の独学者は毎日ピアノ練習しよう

20代からピアノを独学で始める人は、短時間でもいいので毎日練習しましょう。

ピアノは子供の頃から習うように言われる理由のひとつが、大人になると仕事が忙しくて十分な練習時間が取れなくなることです。

1日10分でも30分でもいいので、ピアノやキーボードに向かう習慣をつけましょう。

休日はピアノ練習に加えて、ピアノや音楽の本を読んだり動画を見て研究します。

時にはピアノ仲間と練習の成果を発表しあう場に参加し、人の演奏から良い点を探しましょう。

忙しくてピアノが弾けない日には、今弾いている曲を鼻歌で歌うのも、音感の練習になります。

ピアノを使わなくても、正しい音程で歌えるようになると、ピアノの上達も早いです。

まとめ

20代でピアノを独学で上手くなるための3つの秘訣を紹介しました。

20代で始める独学ピアノは、練習時間の確保が一番の課題となります。

定年後の人は時間がたくさんありますが、まだ働きざかりの20代の人はじゅうぶんな練習時間を取りにくいです。

すき間時間を使ってコツコツ練習に励みましょう。







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