ごあいさつ
この度はプロフィールをご覧いただきありがとうございます。
自宅にて約20年、ピアノ教室をしております山口花子と申します。
日々のピアノ指導、またピアノを弾く人たちと交流する中で、「ピアノは教室に通わなくても弾けるようになるのではないか」との思いを強く持つようになりました。
ピアノの演奏方法にはちょっとしたコツがあり、どこで誰に習うかはあまり関係なくなりました。
正しい音楽やピアノの基礎知識を学べば、誰でもピアノを上達させていくことができるんです。
こうして記事を読んでくださる多くの方々に、ピアノのコツをお話することができて、大変うれしく思います。
ピアノ演奏方法や指導方法について40年以上研究してきた成果を惜しみなくまとめて行きます。
私のまとめた「ピアノ上達のコツ」が皆さまのお役に立てましたら幸いです。
ピアノ歴
幼稚園・小学校時代・・・カワイ音楽教室の先生に習う
中学・高校時代:大学受験用のレッスンをしてくれる個人レッスンの先生に変更
声楽、ソルフェージュの先生にも習う
大学:某国立大学教育学部音楽科ピアノ科卒
職歴
公立中学校教員(音楽)3年
結婚退職後、地元の個人教室や自宅でピアノ指導
好きなピアノ作曲家
クラシックではショパン、リスト、シューマンなどロマン派の作品を演奏することが好きです。
最近取り組んでいる曲はフォーレの「舟歌」で、5番と6番を弾いています。
声楽、コーラスの伴奏も機会があれば、積極的に引き受けるようにしています。
自分で演奏するのは難しい面がありますが、音楽の父「J.S.バッハ」の作品を鑑賞するのも好きです。
以前は生徒にもクラシック曲をメインに弾くよう指導していましたが、最近ではJ-pop、ジブリ、ディズニーなど生徒の皆さんが好きなポピュラー曲の指導にも力を入れています。
ピアノの指導方針について
ピアノの指導方針について、大切だと考えていることを2つお話します。
音楽の3要素「リズム」「メロディー」「ハーモニー」の学習について
ピアノ教室で先生に習う場合と習わない場合の決定的な差が、音楽の3要素「リズム」「メロディー」「ハーモニー」を理論だててきちんと学べているかどうかです。
「メロディー」は高い音でよく聞こえるため、先生に教わらなくても一番独学しやすい項目です。
「耳コピ」で鍵盤をさぐり弾きしていけば、メロディーの耳コピは誰でもすぐできるようになります。
「リズム」もおおむね耳コピで対応可能ですが、複雑なリズムは独学でつまずきがちなポイントです。
シンコペーション、タイで次の拍や小節と音がつながっていると、リズムがわかりにくくなります。
音楽の3要素のうち最も独学しにくいのが「ハーモニー」で、「和音」「コード」とほぼ同じ意味です。
カラオケの「ハモリ」も同じ意味で、メロディー以外の伴奏の音、補助の音になるため、独自の勉強が必要です。
ピアノ独学が成功するかのカギは「ハーモニー」「和音コード」学習にあると言えるでしょう。
ピアノ指導における「コード」の大切さについて
私が書く「ピアノのコツ」には、和音コードの話がよく登場します。
「コード」とは簡単にいうと「和音の種類」にあたり「ドミソ」「シレソ」の音を一度に弾いたときの一かたまりを言います。
ショパンのような難しいクラシック曲でも、ジブリのような身近な曲でも、「コード」の中身がわかるとピアノ演奏にとても役立ちます。
「コード」についてはピアノの先生に直に教わらなくても、文章を使って説明していけます。
全てのコードが理解できなくても、一番シンプルなコード「長3和音」「短3和音」などがわかるだけで、楽譜を読むことがグンと楽になるんです。
皆さんのお好きな曲でコードの種類を勉強し、楽譜を読むお手伝いができればと思います。