ピアノが上達しない人必見!大人に勧めるただ1つだけのルール

自分の大好きな1曲だけを長期間練習して、「この曲だけは」と集中的に練習してレッスンも継続しているものの、今ひとつ上達しない、先生からも表面上の褒め言葉はもらえても自分自身で納得いく演奏ができていない・・・なんてことは、大人アマチュアピアニストには良くあることなのではないでしょうか。

特に、本番になると「音ミス」をなかなか撲滅できないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事ではある程度の年数、ピアノを続けている大人の方へ、実行していただければ必ず上達できるとお約束できるただ1つだけのルールを、文章だけになりますがお伝えしたいと思います。

音ミスしたらその指は決して鍵盤から上げないこと!~上達しない大人必見~

突然ですが、あなたがピアノを弾いていて間違った音を弾いてしまった場合、その音を弾いた指はどうしていますか?

「あ、間違った」と思った瞬間、その指はピアノの鍵盤から反射的に離してしまい、無意識のうちに正しい音をさぐり弾きして弾き直しをしているケースが大半なのではないでしょうか。

大人ピアノが上達しないもっともタチの悪い習慣が「無意識による弾き直し」という行為なんです。

間違える場所をふせんやペン書きでマーキングし、その場所が近いて最大限の注意を払っても、それでもいつも同じ間違いをしてしまう。

そんな人は、「間違えた音で指を置いたままにして、間違えた音でしばらく止まっている」という新しき良き習慣を始めてください。

このルールがピアノ上達へのサイクルを作り出す、ただ1つの方法です。

音ミスした音に指を置き続けて何をする!?~上達しない大人必見~

弾き間違えをした音に指を置いたまま、どうして弾くべき音に指がたどりつけなかったのか、自分なりの答えを必ず出すようにしてください。

1回音ミスするたび、間違えた原因や理由を見つけ出すのですが、真面目に考えると10~30秒ほど時間がかかります。

無意識下で音ミスした原因を、意識化レベルで音ミスしないようにすることが、上達の道のりで必ず必要です。

私の場合の音ミストップ3はこんな内容です。

1.指の狭い、広い音型が不規則に続くアルペジオ

指使いを見直して、意識化レベルできちんと弾けるように部分練習してから、他の場所とつなげていきます。

2.オクターブまたはそれ以上に音程が飛んでミスする場所

飛んだところにハメにくい和音があるなど複合的なむずかしさを抱える場合があるので、手の重心など細かい所を調性して動きが流れるように工夫します。

3.臨時記号が多く黒鍵なのか白鍵なのか瞬時に判断できない音が多発する場所

調性が不安定でダブルシャープ、ナチュラルなど頻発する場所は、黒鍵を弾くのか白鍵なのか、1つ1つの音について正確に素早く判断しないといけません。

とても全部読み切れない・・・という時には、1つ1つの音符について黒鍵白鍵を書くほか、白鍵だけ四角で囲ったり、瞬時に読めるようなメモを工夫しています。

まとめ

「音ミスで指を止める」という練習法は、ショパンやリストの大曲を次々こなす上級のアマチュアピアニストから教わりました。

ピアノ専門の先生は元々ご自身の音ミスが少なかったり、音楽性内容を伝えたいがゆえに、生徒の音楽性を磨くことをレッスンの中心とすることが多いです。

そのため生徒のピアノが上達しない根本原因となる音ミス減らしには、関心が薄いケースが非常に多く見られます。

ピアノの上手・下手は音楽性うんぬんの前に、ミスなく弾けるかどうかというのが大前提で語られるのが、ピアノ演奏での現実です。

音楽性はピアノ好きの大人なら誰でも豊かに持っていますので、「音ミスで指止め」練習を今日から始めて、ノーミスに近い演奏ができるよう努力してみてください。







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