ピアノ練習、親の役割、3つのテクニックとは!?

子供のピアノ練習は、親にとっては負担が大きいですよね。

自分の仕事から帰宅後または休日に、学校の宿題と合わせて見ていかなければなりません。

一人っ子ならまだいいのですが、子供が何人もいる家庭ではピアノ練習の監視まで手が回らないのではないでしょうか。

この記事では子供のピアノ練習で親の役割について、3つのテクニックをピアノ講師の立場から解説したいと思います。

「何分」練習するか、子供に時間を確認する

子供の練習に親がずっと張り付いていると、親のやるべき家事ができなくなります。

「今日は何分練習するの?」と、子供に練習時間を聞いて、答えさせましょう。

「何時何分から何時何分まで」という聞き方でもかまいません。

ピアノ上達には一定時間以上の練習量が必要です。

初心者のうちは、練習時間を長めに取るだけで、上達が早まります。

10分でも多く練習できるよう、親からお子さんに声をかけてみてください。

「何回」弾くのか、子供に場所を確認する

親が子供のピアノを上達させるには、練習量だけでなく「質」を高めるのも大切です。

宿題の曲で、通し練習を何回行うのか、曲ごとに子供に聞いてみましょう。

またピアノの上達には「部分練習」が大切です。

ピアノレッスンで先生から注意があった所には、ペンや色鉛筆で楽譜に書き込みがあります。

書き込みのあった小節をピックアップして、お子さんに部分練習をさせましょう。

「この小節を何回練習するの?」と、部分練習をうながして習慣づけましょう。

通して3回つっかえないで弾けたら呼んでねと約束する

子供ひとりでの練習に慣れてきたら、仕上げの手前までひとりで練習させるようにしましょう。

「通して3回つっかえないで弾けるようになったら呼んでね」と、親から子供に声をかけてみてください。

つっかえる所を部分練習させ、通し弾きを行う。

このサイクルを繰り返していくうちに、だんだんつっかえないで弾けるようになってきます。

音間違いがなくなり、3回連続でつっかえないで弾けたら、「できたよ」と親を呼ぶように習慣づけましょう。

1回通して弾かせて、つっかえずに弾けたらほめてあげてください。

ダメだった場合には、もう2回チャンスを与えて、そのうち1回でもつっかえないで弾けたらほめてあげましょう。

それでもダメだった場合には、翌日にもう一度、挑戦させましょう。

この練習を親子で6日間行えば、次のレッスンまでには完璧に弾ける状態になっています。

まとめ

ピアノの大変なところは、たった一人でたくさんの音を間違えずに弾くことです。

読譜トレーニングと繰り返し練習で、身につけていくしかありません。

親子とも根気のいる作業ですので、あきらめずにじっくりと取り組んでみてください。

ノーミスで弾けたときには、たくさんほめてあげるのが親にできるテクニックです。







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