ピアノ練習方法!保育士が困らない3つの秘訣とは!?

ピアノ練習方法で困っている保育士さんはいませんか?

本来の仕事のほか、歌の伴奏でピアノを弾かないといけない負担があるのではと思います。

ピアノで最低限、困らない練習方法があると助かりますよね。

この記事ではピアノ練習方法で、保育士さんが困らない3つの秘訣を、ピアノ講師の立場から解説していきます。

園児が歌うメロディーを弾ければ最初はOK

保育士の皆さんがピアノを弾かないといけない機会は、次の2つではと思います。

・園児の歌の伴奏をする

・園児の合奏で教える

園児の合奏で教える時、片手でピアノが弾ければじゅうぶんです。

楽譜にドレミを書いて、耳コピした通りに片手弾きの練習方法で構いません。

園児の歌の伴奏をする場合も、いきなり伴奏を弾けなくても大丈夫です。

園児の歌がまだ仕上がっていない段階で、ジャカジャカと派手な伴奏を弾くと、まだ歌を覚えていない園児は混乱してしまいます。

まずは園児が歌うべき歌のメロディーをピアノで弾いてあげ、歌詞や音程をしっかり覚えさせましょう。

園児が歌を覚えるまでの間、保育士さんの練習タイムにあてる練習方法でじゅうぶん間に合います。

バス音を1小節ずつ伸ばすだけでピアノ伴奏になる

園児が歌を覚えている間、本格的なピアノ伴奏をつけるのはちょっと待ってあげた方がよさそうです。

「音取り」している期間は、メロディーとバス音を伸ばすだけのシンプルな伴奏が、歌う人には親切な方法なんです。

私自身も学校で音楽を教えたことがありますが、フルで楽譜通りの伴奏が弾ける状態でも、音取り期間内はメロディーとバス音しかピアノで弾きませんでした。

子供達が歌を覚えていくにしたがって、少しずつ伴奏の音を増やしてあげるイメージです。

保育士さんでピアノの練習方法がわからない場合には、メロディーに合う「バス音」を一小節のばす方法を覚えましょう。

楽譜に「F」とかいてあればファ、「C」とかいてあればドを伸ばします。

「A」…ラが出発の音で、「G」…ソまでアルファベット順(らしどれみふぁそ)です。

見本の楽譜通りに伴奏が弾けなくてもOK

見本の伴奏楽譜は、指くぐしの必要なアルペジオが出てきたり、音が遠くに飛んで大変なアレンジのこともあります。

ピアノが弾ける人でも、そのような場合には音を省略したり、別の音型につくりかえて伴奏を行っています。

「F」(エフメジャー)「Cm」(シーマイナー)というコードの音からはずれなければ、比較的どう弾いてもよいのがピアノ伴奏です。

自分の手の中におさまる範囲で弾けると楽に伴奏できます。

見本の楽譜は参考程度にして、園児への指導に集中できるピアノ練習方法をつくっていってください。

まとめ

保育士さんのピアノは、歌のメロディーとバス音、合間の「飾りの音」が弾ければ、本番の発表でもOKです。

ピアノの腕そのものを上げるには労力が必要ですので、今できる範囲でカッコ良い伴奏が弾けるよう、リズムなどで工夫してみてください。

練習方法を変えるというより、いかに楽にカッコ良く伴奏が弾けるか、研究するとよいと思います。

ピアノが得意な保育士さんが別にいたり、保護者にピアノの先生がいる場合には、本番演奏など思いきって任せてしまいましょう。







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