ピアノの独学!ポップスを楽しく弾く方法

ピアノを習ったことがないけれど、自分の好きな曲だけ弾いてみたいな…と思う人も多いですよね。

クラシックピアノの習得には時間がかかりますが、ポップスピアノでもいいなら誰でも気軽に始められます。

ピアノ経験のない人が楽譜なしで、耳コピでポップスの曲を練習して弾いていました。

この記事では独学でピアノを始めたい人が、ポップスを楽しく弾ける方法「耳コピ法」を紹介します。

まずはメロディーラインを耳コピしよう

「耳コピ」にはピアノなど、音程のわかる楽器が必要です。

弾きたい曲の「音源」(CDでも動画でも可)を何度も何度も繰り返し聞いて、1音ずつ「ドレミ」をさぐり当てていきます。

「ドードドド、レーレレレー、ミミーミミかな?」と思ったら、紙とエンピツ(メモ帳アプリなど)にメモしていきます。

ピアノなどの楽器で書いたカタカナ音を鳴らしてみて、曲のメロディーに合っているかどうか、確かめます。

「音が変だな」と思ったら、もう少し高い音や低い音に変えながら、さぐり弾きで音探しをしましょう。

五線譜が書ける人は五線譜に書いてもいいですが、真っ白い紙にカタカナで書き込むだけでも十分です。

独学でポップスピアノを弾きたい場合には、五線譜より「ただの白い紙」の方が、すぐに弾き始められます。

自分だけが意味のわかる「楽譜メモ」を作っていきます。

メロディーに合った「バス音」をはめて行こう

メロディーの音が決まったら、曲の最初から最後まで「楽譜メモ」を見ながら、実際に弾いてみてください。

十分弾きこみができたら「バス音」を決めていきます。

音源の音を聞きながら、「バス音」になりそうな音を、音全体のイメージから聞き取っていきます。

2拍ずつくらいに和音が変わることが多いので、こまめに音源を一時停止させていきます。

いくつかのバス音を思いついたら、先ほどのメロディーの音と一緒に、左手で「ドー」「ファ#ー」など、伸ばし気味に鳴らしてみます。

メロディーとぴったり合った感じがすれば正しいバス音ですし、違和感や場違いな感じがしたら、別の音にしてみてください。

始めの何小節かのバス音がわかると、続きの音もパターン化してきます。

「聞いただけではわかりそうにない」という人は、ヤマハのぷりんと楽譜などで、その曲の楽譜を購入してください。

左手和音の1拍目、3拍目の低い音が「バス音」という例が大多数です。

メロディーと「バス音」に合う和音構成音を探してみよう

メロディーとバス音だけでピアノ演奏は可能ですが、独学とはいえ、ちょっと寂しいですよね。

メロディーとバス音の間くらいの高さ「和音構成音」をつくってみましょう。

バス音が「ド」で、和音コードが「ドミソ」のとき、「ミ」と「ソ」を和音構成音として追加してあげると、伴奏っぽい形が作れます。

この時、和音構成音と一緒に、リズムパターンを作ってしまうのがコツです。

「ブンチャ、ブンチャ」と「バス・和音構成、バス・和音構成」のように弾いたり、「タラーンラ、タラーンラ」と長く・短く弾いていったり、いろいろなリズムパターンが作れます。

音源のオリジナル曲を聞いて、そのリズムパターンの真似をすると、ポップス曲の雰囲気が似たものが作れます。

独学で和音構成音を探し出すのは骨が折れるため、楽譜を購入して、和音構成音を適当に拾って白い紙に書き出していくと楽でしょう。

まとめ

独学で楽譜を読むのは難しいため、自分で楽譜を作ってしまうという発想で、ポップスピアノに挑戦してみる試みです。

他人に読ませるものではないので、五線紙ではなく普通のメモ用紙で十分です。

耳コピは慣れるとだんだん精度が高まってくるので、コツコツ取り組んでみましょう。

その際、参考となる「楽譜」を買ってしまった方が、構成音がすでに書いてあるため、自分の「耳コピ楽譜」が早く完成します。







失敗しないピアノ上達教材の選び方のご案内
スラスラ弾けるようになりたい」と思い毎日一生懸命練習している方や上達させたいと思う先生や親御さんに絶対に後悔しないオススメのピアノ上達教材をランキング形式で紹介します。

教材通りに正しい練習法を実践すれば自己流で練習している人より最短距離で早く上達できます。よかったら試してみてください。

ピアノ上達人気(DVD)教材ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする