ピアノの弾き方!腕を使う3つのテクニックとは?

ピアノの弾き方で、腕をどう使ったら良いのかわからなくて困っている人はいませんか?

腕には肘(ひじ)から先の前腕、肩から先の上腕があります。

前腕や上腕の力をほどよく抜き、自由に動かせるとピアノが上手く弾けてきます。

この記事ではピアノの弾き方で腕を使う3つのテクニックについて、ピアノ講師の立場から解説していきます。

テクニック1・ピアノの腕の基本は、雑巾がけ

ピアノの腕の基本は、雑巾がけとよく似ています。

鍵盤で腕の弾き方を学ぶ前に、ピアノのふたを使って腕の使い方を学びましょう。

まず最初にピアノのふたを閉じてしまい、ピアノを拭く専用の布で、ピアノのふたを拭いてみてください。

初めは椅子から立って拭いても構いませんが、慣れてきたら椅子に座ったまま、ピアノのふたを拭いてみましょう。

ふたの真ん中を拭く時には体と腕が邪魔で拭きにくくなりますし、ふたの遠くを拭く時には腕の長さが足りないと思ってしまいますよね。

この感覚はピアノの弾き方にも応用できます。

鍵盤の真ん中は上体を少し後ろに倒く弾き方にして、鍵盤の遠くを弾くときには背中の肩甲骨(けんこうこつ)から腕を伸ばすようにするのがコツなんです。

腕が長すぎたり短すぎると感じる時には、この弾き方を試してみてください。

テクニック2・親指でなく、小指主導で腕を使う

ピアノを弾くとき、鍵盤の中央から外側に音が向かう場合と、外側から中央に向かう場合があると思います。

どちらの時も、親指でなく、小指主導で腕を使っていくのが、ピアノの弾き方のコツです。

両腕の前腕には小指側、親指側に骨がありますが、前腕の外側と小指が真っ直ぐになるように腕を使っていくと手指を痛めないですみます。

イスに座ってテーブルの前で、前ならえをしてみてください。

ひじから先をテーブルの上に置いて、腕の外側・小指の側面をテーブルにぺたんとつけます。

腕と小指を軸にしたまま、手のひらをテーブルにパタン、手の甲をテーブルにパタンとつけてみてください。

この180度の動きが、ピアノの弾き方で手指や腕を無理なく動かせる可動域となります。

テクニック3・プールや湯船で水に浮かべるように

ピアノの弾き方で腕の使い方を学ぶのに、水やお湯に腕を浮かべるのは良い方法です。

ピアノを弾く時、腕はまるで水中や空中に浮かんでいるかのように、自由に動かすことができるからなのです。

お風呂に入ったとき、湯船に浮かぶ自分の両腕を感じてみてください。

浮力を利用して、自分の腕や手をお湯に浮かせることができますよね。

手や腕の内側の筋肉を利用して、お湯に両手や両腕を沈めてみてください。

腕を浮かばせたり沈ませたり、自由に動かせるようにします。

空気中で同じように腕を使えるようになるため、浮力が利用できる水中で、腕の動きをつかんでみてください。

まとめ

腕も手首も手も、上手く脱力を利用して、無理ない自然な弾き方をできるようにします。

コツは、お腹に力を入れることです。

腕の力をできるだけ抜き、腹筋を上手く使って、手指の末端の動きを操作できるようにしましょう。







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