体力・気力に陰りが見える40代。新しいコトを始めるのにも、上手くいくのか見通しが立たないですよね。
ましてこの年になってピアノを始めよう、しかも独学なんて虫が良すぎるかも・・・なんてマゴマゴ悩んでいる人はいませんか?
ピアノは何歳になってからでも始められますし、独学でもオッケーです。
みなさんと同じ40代の私がお伝えする、40代から始めるピアノで、独学でも挫折しないコツについてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
目次
弾きたい曲に「ドレミ」の読み仮名を振ろう
弾きたい曲の楽譜は用意できましたか?
吹奏楽や合唱をやっていた人は音符が読めると思いますが、「ドレミ」の音符が読めない人もたくさんいると思います。
ネットや書籍で「ドレミ」の読み方を調べて、1つずつ読み仮名を振ってみてください。
振った読み仮名を「ソ、ド、ミ・・・」など音読するのも有効です。
「ソ♯」「ミ♭」など黒鍵盤を使う音は、記号を「♯」と書き入れたり、音符を赤丸で囲んでしまうなど、覚えやすい工夫をしましょう。
国語の勉強と楽譜の学習はほぼ同じです。
右手のト音記号は読めるけど、左手のヘ音記号が苦手な人も多いですよね。
1つ1つ根気よく調べて、書き込んでいってください。
音符の高さがわかったら、次はリズムについて調べます。
弾きたい曲のリズムをパートごとに手拍子しよう
ピアノではメロディー、低いバス音、内声で細かく動く音など、いくつものパートを一人の人間がいっぺんに演奏します。
1つのパートでいいなら誰でもすぐにピアノを弾けますが、複数のパートを全部一度に弾かないといけないため、ピアノが難しく感じてしまうのです。
まずは1パートずつリズムを正しく叩いてみましょう。
手拍子で「ターン タタターン」と叩いて歌ってもいいですし、手が痛くなるので机をコンコン叩いても構いません。
伸ばす音符の長さがわからなくなる時には、指を折って1、2、3、4・・・と数えましょう。
小学生の子供がピアノを学習する時と同じように、童心に帰って楽譜の読み方を覚えていきます。
高いパート(メロディー)、低いパート(バス音)、内声のパート(動く音など)それぞれのリズムがわかったら、ド、ミ・・・」など音の高さをつけて歌っていきます。
この学習をピアノでは「ソルフェージュ」といい、小学生でも40代の大人でも、年齢関係なく行っていきます。
弾きたい曲のコードを調べて理解しよう
ピアノ曲のコードは独学でも勉強しやすい内容のひとつです。
歌謡曲を扱うポピュラーピアノの教室ではコードを教えますが、クラシックなピアノ教室ではコードは教えてくれない場合がほとんどなんです。
40代という年齢上、情報収集力と理解力はじゅうぶん育っていますよね。
インターネットや書籍にコードネームの調べ方が乗っていますので、楽譜のコードネームを調べて理解するよう勉強してください。
まとめ
いかがでしたか!?この内容で音楽の三大要素「リズム・メロディー・ハーモニー」が学べます。
ピアノの独学と言ってもピアノを弾いて練習するほかに、音楽や楽譜の勉強でたくさんやるべきことがあります。
小学1年からピアノを習い始める人が最低5~6年かけて勉強するように、40代の大人がピアノを学ぶのにも同じくらいの年月がかかります。
何歳から始めるかというのはあまり問題ではなく、音楽の知識とピアノ技術を何年かけて磨き上げるかという世界になります。
いったん教養として身につければ一生の財産となるため、40代からのピアノも決して遅いスタートではありません。
小さな小学生に負けないように、音楽やピアノについて、たくさん学んでたくさん練習してください。
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