ピアノ初心者には88鍵が必要!?基準となる3つのルールとは

ピアノを始めたいと練習用の楽器を探している人はいませんか?

「ピアノ練習には絶対88鍵必要です」と言われて、困っている人もいるかもしれません。

この記事ではピアノ初心者に88鍵が必要かどうか基準となる3つのルールを、ピアノ講師の立場から紹介します。

今ひきたい曲の楽譜で「最高音」「最低音」を探しましょう

ピアノ初心者の場合、鍵盤の真ん中を弾くことが多く、88鍵そろっていなくても問題ないケースが多いです。

筆者自身はクラシック曲を弾くことが多いのですが、88鍵の最低音「ラ」、最高音「ド」を弾く曲は、2、3曲しか経験ありません。

ピアノ初心者でポピュラー曲でも高音、低音を弾くことは多いので、自分の弾く曲の「最高音」「最低音」をチェックする必要がありそうですね。

弾きたい曲の楽譜を入手して、2段楽譜で一番高い音、一番低い音を調べましょう。

その音の鍵盤が含まれるピアノなら、88鍵なくても十分なのではと思います。

1つ2つ鍵盤が足りなくてもじゅうぶんピアノ練習できます

ピアノ初心者が好きな曲を弾く時、「一番高い音」「一番低い音」の鍵盤が足りないことがあるかもしれません。

1ページ、1段に何回も何回も足りない鍵盤が出てきたら、練習に差しさわります。

しかし曲全体を通して1回、2回だけ鍵盤が足りない程度なら、気にする必要はないです。

机に乗せる気軽な「卓上ピアノ」の場合、88鍵あるとすごく横幅が長くなります。

横幅のせまいコンパクト型のピアノは、初心者の自宅練習用に重宝です。

88鍵あるピアノ、ないピアノ、それぞれのメリット・デメリットがあります。

生活スタイルや練習の仕方と合わせて、鍵盤の幅を決めるとよいのではと思います、

88鍵ない鍵盤で練習する人は、自分で作って貼り付けましょう

発表会、練習会など、家の外でピアノ演奏を披露する機会もあると思います。

外のピアノでは88鍵そろっているので、本番で「最高音」「最低音」を弾けばよいのではないでしょうか。

ぶっつけ本番にはなりますが、1つ2つの鍵盤だけなら、何とかなるものです。

もし本番ピアノで心配な人は、足りない鍵盤を画用紙や厚紙に書いて、88鍵ないピアノの両端に貼り付ける方法があります。

さわっても音を出せませんが、確実に「タッチ」する練習はできるため、本番演奏に役立ちます。

まとめ

ピアノ初心者に88鍵が必要かどうか、基準となる3つのルールをお伝えしました。

ピアノが上達するにつれ、本物の「生ピアノ」が欲しくなるのが、ピアノ初心者の特徴です。

中途半端に立派な電子ピアノを買わないで、幅の短いキーボードを最初に買うのもかしこい選択です。

自分のライフスタイル、弾きたい曲に合わせて、自宅練習用の楽器を探してみてください。







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