ピアノ演奏が上手く聞こえるか下手に聞こえるかは、ペダルの使い方によって決まります。
ピアノ初心者でもペダルの踏み方だけは、コツをつかめさえすれば簡単に身につけられます。
この記事では初心者が今すぐ習得できるペダルについて、どう踏んでいったら良いのかのコツを紹介します。
今すぐ簡単に実行できる方法を記事内に書きましたので、ピアノを使ってやってみてください。
和音コードが変わるごとに足ペダルを踏み替えるのがコツ
ピアノのペダルは下の方に、3本(か2本)ついてます。
「一番右側のペダル」を踏んだり上げたりしてください。
人気歌謡曲やジャズなど、楽譜の五線の上に「Cm」「F」のコードが書いてあると思います。
そのコードが新しく変わるごとに、踏んでるペダルを「スパッと」上げて、「ダン」と踏み下ろします。
この踏み替えが上手くできると、和音コードの音色が濁ることなく弾けるようになります。
和音が濁らないと、ピアノが大変上手に聞こえます。
初心者ピアニストでも可能な、和音ごとにペダルを踏み替えするコツを書いてみます。
ペダルは基本踏みっぱなし、外すのは踏み替えの時だけ
基本的に歌謡曲のピアノペダルはしじゅう下に踏んでいる状態が「普通」だと思っていてください。
スタッカートで弾むリズムを生かしたいなど特別な理由がある時は別ですが、ピアノのペダルを下ろして音同士がよく混ざるようにしているんです。
しかしG7という和音からCに戻るときにペダルをきちんと踏み直さないと、前の和音と混ざってきたない音になります。
コードの切り替わりで濁らせたくない場合にだけペダルから足を外し、踏み直しを繰り返していくのがピアノペダルの基本となります。
言葉で説明するより実際にやってみる方が簡単なので、次に書く「1本指ペダル練習法」を今すぐやってみてください。
ピアノ初心者でも今すぐできる「1本指ペダル練習法」とは!?
和音を弾くと手が忙しくなるので、単音(1つだけの音)でペダル練習をします。
1本指ペダル練習法
1「ド」の音を伸ばす
2ペダルを踏む
3「ド」指だけを離す(ペダルは踏んだままで音は消えてません)
4ここが重要!次の「レ」指を弾くのと同時に「ペダル」を上げる!(音が「ド」から「レ」に変わる瞬間です)
5いつでもいいので落ち着いた状態でペダルを踏む
(以下、3~5と同じです)
6「レ」指を離す
7ペダルを踏む
8重要!次の「ミ」指を弾くのと同時に「ペダル」を上げる
あとは3~5(または6~8)を繰り返して1音ずつ上がり「高いド」まで行ければオッケーです。
音を濁らせないで弾けるよう、体でタイミングを覚えてください。
慣れたら同じタイミングで、和音コードごとの踏み替えを行います。
まとめ
ピアノで初級から中級、上級にあがるには長い月日と練習が必要ですが、足ペダルのコツは初心者でも今すぐに身につけられます。
ペダルのタイミングを覚えるだけでピアノが上手に聞こえるので、ぜひ体に染み込ませてください。
センスの良い人はその日のうちに覚えられ、覚えが良くないタイプのない人でも、3日か1週間もあれば覚えられます。
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