ピアノの初心者が短期間でうまくなる3つの秘訣は?

発表会、合唱コンクールの伴奏など、本番間近になると、短期間でうまくなりたいですよね。

少しでも指回しが良くなったり、手指の動きが良くなると助かる場面も多いです。

何より本番にゆとりを持ってのぞめるのが嬉しいですよね。

この記事ではピアノ講師の立場から、ピアノの初心者が短期間でうまくなる3つの秘訣をお伝えします。

練習曲の高速練習をおこなってみましょう

短期間で効果が出て、やめると効果が消えるのが、ピアノ練習曲での高速練習です。

足で走るのと同じで、毎日走っていれば段々タイムも上がってきますが、1か月も走らないでいるとガクガクとタイムが遅くなります。

ピアノ練習曲での高速練習も走るのと同じで、始めれば3日で効果が出てきますが、やめてしまうと3日で効果が落ちてきます。

本番が近づいてきて、指回しのスピードに不安がでてきたら、いつものピアノ練習曲で高速練習を行うとよいでしょう。

ピアノ初心者ではチェルニー100番、30番を使用しているのではないでしょうか。

ハノン、はじめてのハノン、子供のハノンなどテクニック本を使っている人は、そちらで高速練習を行うことも可能です。

くれぐれも手指や手首に痛みが出ない範囲でやりましょう。

本番曲の難所をしっかり部分練習しましょう

ピアノ初心者の場合、曲の部分練習に力を入れている人は、まだ少ないのではと思います。

中級、上級に進むにしたがって、部分練習の割合がだんだん大きくなってきます。

すでに弾けるところは何もしなくても弾けるため、弾けない所だけを何度も何度も繰り返し反復練習して、体に覚えこませます。

発表会や合唱ピアノ伴奏で不安なところがあれば、1小節~2音など単位を短く区切り、部分練習を行いましょう。

難なく弾けるようになってきたら、少しずつ弾く範囲を広げていきます。

1日目に弾けても数日後に忘れることもあるため、曲の難所はいつもいつも繰り返し練習するように心がけましょう。

必要な筋肉があれば筋トレしましょう

実力より少しむずかしい曲に挑戦する機会も、ピアノ発表会、合唱伴奏などではよくあることだと思います。

曲の練習をしながら自然に体の筋肉がついてくるのが理想ですが、本番の日までに間に合わない場合もあります。

帰宅後、休日しかピアノ練習できない人も多いため、必要な筋肉はピアノなしで「筋トレ」してしまった方が早い場合もあります。

ピアノを弾くのに大切な筋肉は、内臓のまわりにある「深層筋」です。

電気ポットや炊飯器をゆっくり持ち上げる、エレベーターのドアをゆっくり左右に押し広げるような動きが、下半身の安定と結びついています。

指先を木の板の突起にこすりつける「トレーニングボード」もピアニスト用に販売されています。

短期間で初心者が筋力をおぎなうのに役立ちます。

ピアノという楽器がない場所で何をどうやって鍛えられるか、身の回りを観察して探してみてください。

まとめ

ピアノ初心者が短期間でうまくなる3つの秘訣を紹介しました。

これらは即効性がありますが、やらないと効果が落ちてしまいます。

できれば継続して効果を維持させるのが理想です。

本番前に困った人は、ぜひ実践してみてください。







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