ピアノ独学のやり方で注意すべきルールとは!?

最近ではピアノ教室に行かずに独学でピアノを学ぼうという人が増えています。

鳴らすべき音がわかって鍵盤を下げれば思い通りの音楽が流れるため、独学でもピアノ学習はじゅうぶん可能です。

しかし独学でのピアノには、いくつか注意すべきポイントがあります。

知識面、身体面、教養面から、独学ピアノのやり方で注意すべきルールについて、いくつか書いてみようと思います。

楽譜の知識~独学ピアノのやり方・ルール~

独学でピアノを始めた人が最初にぶち当たる壁が「楽譜が読めない」ということだと思います。

とりあえず音符の高さ、長さを読めるようにしましょう。

音符の読み方は本やインターネットで「五線譜 読み方」について調べればわかるようになります。

右手を担当する「ト音記号」のほか「ヘ音記号」も読めるようにしましょう。

独学でピアノを始める人の注意点ですが、音符以外の記号も欠かさず読み取るようにすることです。

f(フォルテ)=強い、p(ピアノ)=弱い、などの強弱記号を最初に覚えましょう。

「<」はクレッシェンドと言い、音をだんだん強くしていきます。

「>」はデクレッシェンドと言い、音をだんだん弱くします。

その他「dolce」(ドルチェ)は優しく柔らかい音で、「leggiero」(レジェーロ)は軽く、「grave」(グラーベ)は重々しくなど、音楽の表情を表す言葉が楽譜上にあります。

「楽語辞典」(がくごじてん)やネットで調べてひとつずつ覚えていきましょう。

ちなみに楽譜上の楽語は、イタリア語のことが多いです。

身体面での負担~独学ピアノのやり方・ルール~

独学でピアノを練習している人の中には、手の甲や前腕(ひじと手首の間)など体のあちこちが常に痛む人もいるのではないでしょうか。

「ピアノの鍵盤を押さなきゃ」と指を動かしまくっていると、手や腕の筋を痛めてしまいます。

ピアノは基本的に「重力奏法」という脱力奏法を使って演奏します。

手や腕の重みを指先に乗せるだけで鍵盤を下ろす方法で、楽譜を読む力と重力奏法の習得がピアノ技術の鍵となります。

独学でもコツがわかれば重力奏法の会得は不可能ではないので、無駄な力を使わない奏法を模索し続けてみてください。

教養面での偏り~独学ピアノのやり方・ルール~

独学でピアノを学ぶ人の中には「自分の弾きたいこの1曲だけが弾ければいい」と考える人も多いかと思います。

1曲だけに集中して練習すれば、確かにその曲は弾けるようになります。

しかし、ピアノを上達させるには、数多くのピアノ曲や幅広いジャンルの音楽に触れることが必要です。

できれば自分の知らない曲からもいろいろ吸収できるよう、音楽全般への教養を身につけましょう。

インターネットやピアノ関連書籍での情報収集をおすすめします。

まとめ

独学でもやり方によっては、ピアノの学習を進めることは可能です。

ピアノレッスンに通ったとしても、先生から教えてもらえることはわずかしかなく、多くのことは自分で能動的に情報やテクニックを取りに行かないといけません。

積極的に学ぶ姿勢は、独学でも師匠の指導下でも共通しています。

音楽を学ぶ上で人生の時間は限られているので、質の高い情報を積極的に取り入れるようにしましょう。







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