ピアノを弾いてみたいと思っても、何から始めていいのかわからない場合が多いですよね。
先生の所に習いに行くなら先生の指示に従えばいいのですが、一人で独学する場合には何から始めるのか自分で考える必要があります。
この記事では初心者がピアノ練習に取り組む時、何から始めたらよいのかのルールを、ピアノ講師の立場から解説していきます。
弾きたい曲を決めよう~ピアノ初心者・何から始める?~
ピアノに初めてさわる人がやるのは、自分の弾きたい曲、弾いてみたい曲を決めることです。
バイエルなど練習曲をしなくてもいいの!?と思う人もいるかもしれませんが、人気のポピュラー曲を弾くだけなら、バイエルなど昔からあるクラシック用の練習曲は不要です。
ポピュラー曲の場合には、メロディーはどの難易度でもほぼ同じ作りで、伴奏和音のむずかしさによって演奏難易度が決まります。
したがってピアノに初めてさわる人は、弾きたい曲を決めて、伴奏和音が簡単な楽譜を探す作業に取りかかります。
初心者向けの楽譜を探そう~ピアノ初心者・何から始める?~
弾きたい曲が決まったら、和音伴奏が「初心者向け」になっている楽譜を探します。
最も楽譜がそろっている単品のピアノピースは、ピアノ楽器の販売で知られるヤマハ出版「ぷりんと楽譜」です。
ヤマハのぷりんと楽譜サイトへ行き、自分の弾きたい曲を検索ウィンドウに入れて、検索してみてください。
上級、中級といろんな難易度の楽譜がありますが、「入門」または「初級」を選んで楽譜を購入します。
この時注意するのが「ピアノソロ用」を選ぶことです。
ギター用、連弾用(2人で弾く)もあるので、ソロで弾く場合には選ばないようにします。
ピアノ弾き語りをしたい人は、弾き語り用の楽譜に挑戦してもいいですね。
中級者向けの楽譜にも挑戦しよう~ピアノ初心者・何から始める?~
ヤマハぷりんと楽譜は3~6ページと短い楽譜なので、1か月、長くても3か月練習すれば、初心者でもだいたい弾けてしまうのではと思います。
一番簡単な「入門」の編曲で弾けるようになったら「初級者」「中級者」の楽譜に挑戦してみましょう。
同じコードのまま和音や飾りの音が少しずつ複雑になっているため、スムーズに上達できるんです。
入門~初心者、中級者と進める流れを2~3曲繰り返すと、初めてピアノにさわる人でもずい分と実力がついてくるのではないでしょうか。
まとめ
初心者がピアノ練習をする時、何から始めたらよいのかのルールを解説してきました。
「習うより慣れろ」で、ピアノの鍵盤にまず触れてみるのがピアノ学習への第一歩です。
幸い近年ではピアノ初心者向けの入門楽譜がたくさん出版されるようになりました。
やさしい和音コードから初めて、徐々に難易度を上げていってみてください。
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