ピアノ初心者にとっては独学で上達できるのか、不安な気持ちになることがありますよね。
中高校生のための学習塾と同じように、ピアノ教室に通う目的のひとつに、モチベーションを維持する役割があるからです。
独学の人にとって最も困難なのは、先生がいない中ひとりで、モチベーションを保たないといけないことです。
この記事ではピアノ初心者における独学上達法について、3つのヒントをピアノ講師の立場から解説していきます。
ピアノを習っている人も週6日は自宅で独学しています
ピアノを習っている人は週1、月1などの頻度でレッスンに通っています。
しかしレッスンに通う日以外は、自宅で黙々と1人で練習する点では、ピアノを習っている人も独学している人も同じです。
ピアノの上達はある程度、練習量と練習時間で決まります。
ピアノレッスンに通っていても、自宅練習を全くしない人は上達しません。
しかし独学でも毎日ピアノに向かってコツコツ練習する人は、確実に上達します。
独学のピアノ初心者は、レッスンを受けられない分、しっかり練習時間を取るのが一番の上達法です。
毎週、毎月、毎年の目標を立てましょう
ピアノを習っていると先生の方から、毎週、毎月、毎年の目標を立ててもらえます。
適切な目標を先生が立ててくれるため、レッスンに通える人はスムーズに上達していけます。
独学のピアノ初心者の人は、先生が目標を立ててくれない分、自分で適切な目標をふしめふしめで立てていきましょう。
今月いっぱいで今やっている曲が弾けるようになる、今年の何月までにこのピアノ教則本を終了させるなど、大ざっぱな目標でもかまいません。
目標を立てるコツは、簡単すぎず、難しすぎない目標にすることです。
目標を達成してもほめてくれる人がいない場合は、自分でシールを貼ったりごほうびに欲しかった物を買うなど、ちょっとしたイベントを設けるのも上達法のあり方です。
ピアノ仲間と共に発表の場を持ちましょう
独学のピアノ初心者の人にぜひおすすめしたいのが、お互いにピアノ発表を聞き合えるような「ピアノ仲間」を作ることです。
上級者向けの会もありますが、「初心者OK」と表記されているグループの方が向いています。
発表会、演奏会に向けて、練習にいっそう身が入り、上達につながります。
練習中の曲を気軽に弾き合うだけの「練習会」というものも行われます。
外でピアノを弾くのがおっくうに感じる人は、スマホでピアノ演奏を録画し、youtubeやニコニコ動画にアップすると良いでしょう。
聞いてくれる人がいることで、練習へのモチベーションを保ち続けることができるのが効果的な上達法です。
まとめ
ピアノ初心者における独学上達法について、3つのヒントをお伝えしました。
ピアノを習いに行く人も行かない人も、自宅でよりよい上達法で練習しているかどうかが、上達へのカギにかかっています。
練習しなければピアノは上達しませんし、やみくもに通し弾きをしてもピアノは上達しません。
効率よい上達法を学び、独学でも好きな曲をきれいな音で演奏できるよう、練習方法を工夫してみてください。
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