忙しい毎日を縫うようにして、ピアノレッスンに通っている人も多いですよね。
上達のために欠かすことのできないピアノレッスン。
いったい何回くらい行くのが、効率よく上達できる頻度なのでしょうか?
この記事ではピアノを習う生徒の年齢別に、理想のレッスン頻度について書いてみようと思います。
目次
幼稚園、保育園のお子さんのピアノレッスンの頻度は?
幼稚園、保育園のお子さんの特徴は、いろいろなことに興味を持つ反面、それほど長い時間集中していられないことです。
1回のレッスン時間をそれほど長くできない代わりに、週2回のレッスンにできたら理想ですね。
週1回をピアノの個人レッスン、週1回を合奏など学ぶグループレッスンで学ぶのはどうでしょうか。
個人レッスンで一人で音楽に向き合う力がつき、グループレッスンではお友達と一緒により規模の大きい曲に取り組むことができます。
英語、スイミングなど他の習い事と並行しておられるお子さんは、週1回にとどめるのが無難でしょう。
小学生のお子さんにとって理想となるピアノレッスンの頻度は?
小学校低学年のお子さんでは、グループレッスンでの合奏がまだまだ勉強になる年齢です。
時間が許せば合奏、作曲などグループでの活動を続けるとよいでしょう。
年齢が上がるにしたがって、ピアノの個人レッスンの比率を高くしていくと効果的です。
曲がだんだん進むにつれて、一人で自宅練習してピアノの技術を身につけていくことになります。
小学生のお子さんのピアノレッスンは、個人レッスンで週1回、負担にならなければクラブ活動の代わりにグループレッスンでもう1回行けるとよいでしょう。
学年が上がるにつれて、ピアノレッスンの頻度よりも、自分一人でどれだけ自宅練習できるか!?の方が大切になってきます。
中高校生にとって理想となるピアノレッスンの頻度は?
中学生・高校生は部活動も本格的に始まり、ピアノを習い続けること自体が負担になってくる年齢です。
週1の頻度でレッスンに行ければよい方で、生徒によっては2週に1回、1ヵ月に1回まで頻度を落とす人も出てきます。
「テスト前のレッスンは休み」「受験前の半年は休み」など、先生の方からレッスン軽減の提案があるかもしれません。
無理なくピアノを続けられるために、長期的なレッスン計画を立てましょう。
趣味の大人が効率よく上達できるピアノレッスンの頻度は?
仕事を持っている社会人がピアノのレッスンに通うことは、並大抵の情熱では続けられません。
相性の良い先生を求めて少々遠方に通うこともあるため、レッスンルームへの移動時間がかかることも多いです。
そんな趣味の大人が通えるレッスン頻度は、月1回か2週に1回のペースの人がほとんどです。
筆者は車で片道2時間の先生のところに、3ヶ月に1回ペースで通ったこともありました。
仕事を引退したシニアの方たちでは、小学生と同じような練習スケジュールで週1ペースでレッスンする方たちもいます。
生活、仕事の合間に、負担にならない頻度で通うのが望ましいレッスン回数です。
まとめ
わからない所をすぐ教えてもらえるように、レッスン頻度はこまめに行くのが望ましいのですが、時間や費用の都合で毎週通えない場合もありますよね。
ピアノが上達すればするほど自分で解決できる問題も増えてきて、レッスンの間隔を空けられるようになります。
初心者のうちは週1ペースで通わないといけないことも多いですが、上達すれば自分のペースで通えるようになりますので、それまではがんばってみてください。
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