子供のころ習っていたピアノを独学で再開したい、そんな風に考えてる人はいませんか?
大人になると、子供のころのように頻繁にレッスンに通えないですよね。
独学でピアノを再開するには、失敗しないルールとコツがあるんです。
この記事ではピアノ独学の再開方法で、失敗しないルールとコツについてピアノ講師の立場から解説してみます。
目次
独学で好きな曲だけ弾くときのルールとコツは!?
子供の頃にブルグミュラー、ソナチネを終了させた人は、大人になってもある程度までなら独学で弾くことが可能です。
インターネットでダウンロードした無料のボーカロイドなど、自分の好きな曲だけ独学で弾く人もよく見かけます。
独学で好きな曲だけ弾く場合のルールですが、テクニック的に難しい所、弾けない所をどう扱うかが問題になります。
1小節だけ抜き出して部分練習するなど、弾けない所を丁寧にさらうようにしましょう。
広い音域の和音がどうしても届かない場合には、和音の響きをそこなわないよう、弾きやすい音に変更した方が良い場合もあります。
先生に教わることができない分、自分の演奏を録音して繰り返し聞くなど、聞こえ方にも気を配りましょう。
練習曲も合わせて弾く場合のルールとコツは!?
独学でピアノを弾く場合でも、できれば前にやった練習曲を並行してやった方がブランクを早く取り戻せます。
その場合のおすすめ練習曲は、チェルニー(ツェルニー)30番です。
最後まで終えた人も、途中で挫折した人もいるでしょう。
このチェルニー30番にメトロノームをかけて、1番から30番まで通して弾いていきます。
ゆっくり目のテンポから始めて、ミスがなくなってきたら徐々にテンポを上げて弾いていきます。
この練習方法は音大でピアノを教える先生でも行っているくらいなので、独学でもピアノを上達させていくことが可能になります。
独学でも発表の機会を得るためのルールとコツは!?
独学ピアノを再開して最も困るのが、ピアノ発表会に出る機会がなくなることです。
家で一人で弾くだけで満足できる人はいいのですが、外でもピアノを弾く機会をつくりたい人は、自分から積極的に声をかけてピアノ仲間を作るようにしましょう。
ピアノの先生が主催する発表会には出られなくても、ピアノ仲間と内輪で弾き合う練習会に参加する演奏方法があります。
ピアノ発表会と同じように日頃の練習の成果を発揮できるので、モチベーションを保ったまま独学ピアノを続けていくことができます。
まとめ
ピアノを習った経験のある人は、楽譜が読めて基礎ができているため、独学でもピアノを再開していけます。
アパートやマンション住まいの人は、手元にピアノを持って来れないことが原因で、再開をためらっているかもしれません。
幸い近頃の電子ピアノはタッチが良いため、ピアノと比べても弾き心地はそれほど劣りません。
近くの楽器店に足を運び、電子ピアノを試し弾きしてみると、アコースティックピアノ(普通のピアノ)との違いがわかると思います。
自宅アパートでは電子ピアノで練習し、休日にはレンタルスタジオのピアノを借りる練習方法もあるので、該当の方は検討してみてください。
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