ピアノを独学で始める場合、いったい何から始めたら良いのでしょうか?
時間が取れない中練習する人も多く、できるだけ効率よく上達させたいですよね。
この記事ではピアノ経験が全くない人が独学で始める時、何から始めると効率よく形になっていくのか、上達のコツを書いてみようと思います。
目次
独学アイテムの準備~ピアノ独学・何から?~
独学アイテム、準備済みの人もいるかと思いますが軽く確認します。
ピアノ、キーボード
多くの情報には「本物の生ピアノ」(アコースティックピアノ)でないと上達しないと書かれてありますが、弾きたい曲がポピュラー、ジャズなど軽音楽にあたる場合は「電子ピアノ」「キーボード」で全く問題ありません。
鍵盤が軽くてむしろ好都合な場合もあります。
ただしショパン、リスト、ドビュッシーなど本格的クラシックピアノ曲に挑戦したい場合には、楽器の性能上の都合で生ピアノを弾かないと身につかないこともあります。
定期的にレンタルピアノで練習するなど、生ピアノにさわる機会を作れば大丈夫です。
インターネット環境
独学の場合はピアノの先生の代わりに書籍やインターネットで音楽の勉強をすることになります。
中でもインターネット環境は独学に欠かせず、有益な書籍の情報をネットで得ることも多いでしょう。
楽譜、手書き用紙
次の章に書きますが、譜を読んで弾く人は楽譜を用意し、耳コピで弾く予定の人は手書きできる用紙を用意します。
練習は楽譜派?耳コピ派?~ピアノ独学・何から?~
楽譜派の人
楽譜を読んでピアノ演奏を試みる人は、まず音符の高さと長さを読めるようになりましょう。
右手のト音記号は読めても、左手のヘ音記号が読めない人は多いですよね。
初めのうちは音符に1つ1つ振りがなを振っても大丈夫です。
正しい音の高さ、長さを楽譜から読み取り、その通りに弾けるようひたすら練習します。
耳コピ派の人
耳コピで弾く人も、メモ代わりに手書きできる用紙に音楽情報を書き込んでいくと良いでしょう。
メロディーの旋律をドレミで書いたり、伴奏コードを書いてリズムパターンを言葉や記号で書くなど、工夫してみてください。
自分が意味わかるように書ければ、自分用耳コピ楽譜のできあがりです。
あとはひたすら練習のみ!~ピアノ独学・何から?
楽譜派の人も耳コピ派の人も、自分の弾くべき楽譜が用意できたら、あとはただひたすら練習して弾けるようにするのみです。
楽譜派の人が気をつけたいのは、自分のレベルより相当むずかしい楽譜を選んでしまった場合です。
そんな時には楽譜のメロディーとコードだけを使うようにして、耳コピ派の人のように自分にあった伴奏レベルに書き直す必要があります。
聞いて不自然な感じがしなければオッケーで、16分音符の集まりが速くて弾けなければ8分音符でゆっくりにする、和音の数が多すぎて一度に押さえきれなかったら、5つから3つに音を減らすなどしてみてください。
「これなら自分にも弾ける」という形に作り直せるのも知識のうちです。
練習しながら少しずつ自分に弾けそうなアレンジを、コツコツと試してみてください。
まとめ
ピアノの場合、努力したからいっぺんに色々できるようにはならなくて、1曲1曲の積み重ねで体験を積んでいくのが重要です。
独学で初めて弾く曲は、生涯で最初のレパートリーになります。
腕が上がっていくうちに難しい音型にチャレンジすることもいつかできるようになりますので、最初は今弾きたい曲をどのくらいまでなら努力でこなせるか、自分で見極めるのが肝心です。
頭で悩むより、鍵盤の上や筆記用具を持って、まず手を動かしてみてください。
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