ピアノを独学したい人必見!重力奏法の始め方のコツを伝授します

ピアノって専門の先生に習わないと弾けない・・・というイメージが強くありませんか?

確かに先生のレッスンに行けば早く上達しますが、ピアノは独学しようと思えば本やインターネット、弾ける人にわからないことを聞くなど、学び方を工夫すれば可能です。

この記事では独学での習得が難しいと考えられているピアノの重力奏法について、ピアノの独学を始めた人向けに始め方のコツを伝授しようと思います。

重力奏法の始め方はどうしたらいいの?

ピアノの鍵盤に向かう前に、普通のテーブルの前に座ってください。

テーブルを使って重力奏法の練習ができます。

まずはじめに座ったまま「前ならえ」をしてください。

その後、ひじを軽く曲げて胴体に近づけます。

手の平を横にしたまま、両手の側面をテーブルの上に置いてみてください。

この時、上腕(ひじの上)や前腕(ひじより先)をリラックスさせて、お腹の力で支えて手がずり落ちないようにします。

胃の裏あたりや丹田から腕が生えているような感覚がつかめてきます。

脇の下の下あたり、胴体の脇もしっかりさせると腕の力が抜けてきます。

両手の側面に重みを乗せ、腕の力が抜けているのが重力奏法の始め方の1つめです。

5本の指で支えるにはどうしたらいいの?

両手の側面をテーブルにつけていると腕をリラックスしやすいのですが、手の平を下に向けると腕に力が入りやすくなります。

まずは手の平を下に向けても、側面をつけている時と同じように腕をリラックスさせる練習をしましょう。

独学でも「腕に力が入っている感じ」「腕の力が抜けた感じ」はつかめるのではないでしょうか。

自分でわかりにくかったら、家族や友達に腕の力が入ってないかどうかチェックしてもらうとよいでしょう。

腕をリラックスさせたまま手の平を下に向けられるようになったら、今度は5本の指先で立つように、手の平だけを上に持ち上げてみてください。

テーブルの上に置いたハンカチを真ん中にたぐりよせるように、手の平の中に「気球」が入っていて浮き上がるような感じです。

テーブルに立てた5本の指に重みが乗っていて、腕の力が抜けているのが重力奏法の始め方の2つめです。

ピアノの鍵盤を下げる時、上げる時のやり方は?

テーブルに立てた5本の指に重みが乗っている時、もしテーブルがピアノの鍵盤だとしたら「音が出ている状態」になっています。

ピアノの鍵盤は重みがかかって下に下がっていると音が鳴るからです。

それではピアノの鍵盤を上に上げたい時にはどうするのでしょうか?

正解は、腕の力を抜いたままお腹の支えを強くして、手の平が「ふわっと」浮かせるようにするのです。

このとき決して腕で手の甲を持ち上げてしまわないで、あくまでお腹の支えで手の平の下から上方向に上がっていくような感じをつかんでください。

ここまでピアノの鍵盤を使わず、テーブルの上でできる重力奏法の始め方を紹介しました。

腕の力を抜いたまま、テーブルから手がふわっと上がったり重みで降りていく感じをよくつかんでから、ピアノの鍵盤に向かうのが有効な始め方です。

まとめ

独学でピアノを始めたい人向けに、重力奏法のヒントとなる始め方を書いてみました。

この方法では本物のピアノがない場所でも、机やテーブルがあれば簡単に始められます。

腕の力を抜きながら手や手首、指先を使っていくのは慣れないとコツがつかみにくいのは、独学でも習いに行っても同じ悩みになります。

この記事が独学の人にはもちろん、重力奏法のやり方で悩む人の参考になればうれしいです。







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