大好きなピアノも毎日の練習が続くと、弾くのが面倒に思える日もありますよね。
そんな日は鍵盤で遊べるピアノ初心者用「鍵盤ゲーム」をして、リラックスしましょう。
楽譜から離れてピアノで遊ぶことにより、指先の感覚と耳がつながって、上達にも効果があります。
この記事ではピアノ初心者が鍵盤を使って遊べる、3つのゲームと練習のコツについて語りたいと思います。
ピアノ初心者におすすめ「ド」さがしゲームとは!?
子供から大人まで楽しめる「ド」さがしゲームをしてみましょう。
ピアノには3つ(2つ)の「足ペダル」がついてますが、3つのうち右のペダルを下まで踏みます。
真ん中の「ド」から初めて、全部の88鍵ある中から、すべての「ド」を鳴らしてみてください。
高い「ド」、低い「ド」、いろいろあって、全部で「8つ」のドがあるはずです。
8つの「ド」を弾く間に、間違えて隣の鍵盤を弾いたりしませんでしたか?
たった1つでも違う音を弾くと、今まで出してきた音が、汚く「濁って」しまいます。
最後まで濁らなかったら「勝ち」、途中で濁ったら「負け」なのが、「ド」さがしゲームなんです。
「ド」のゲームが終わったら「ミ」や「シ♭」(黒鍵)のゲームも、同じようにやってみてください。
コツは、右足のペダルを下までしっかり踏んで、途中で上がってこないようにすることです。
ピアノ初心者におすすめ「1本指ペダルゲーム」とは!?
右手(利き手)の人差し指を立てて「1本指」を作ります。
真ん中の「ド」の音をピアノで鳴らして、長く伸ばしていてください。
足ペダルを踏みます。響きが変わりましたよね。
足ペダルは踏んだまま、「ド」の人差し指だけを上げてください。
音は鳴ったままの状態です。
さあ次が大事なのですが、隣の「レ」の音を弾く瞬間に、足ペダルをパッと離して、すぐパッと踏んでください。
「レ」の人差し指を上げてみます。
音が濁らずに、「レ」の音に移行できたら「勝ち」、濁ったら「負け」です。
「レ」に上手に移れたら「ミ」「ファ」…と、高い「ド」まで進めていってください。
右手でできたら、左手の人差し指でも挑戦します。
ピアノ初心者におすすめ「ミミミで連打ゲーム」とは!?
「ミミミ」連打の前に、「ミレド」一気弾きの練習をします。
右手(利き手)の「3,2,1指」(中指、人差し指、親指)の順番で「ミレド」と軽やかに弾いてみてください。
コツは1回の手の落下で、「ミレド」3つ全部の音を、まとめて弾ききってしまうことです。
手首を1回「ブォン」と落としながら3つの音を弾きますが、落とす感覚がわかりにくい人は、逆に「弾きながら1回だけ手首を上げる」と思った方がわかりやすいです。
手首や手が1回だけの落下(または上昇)で、「ミレド」3つを弾き切れるようにしてください。
さあ次はいよいよ「ミミミ」の連打をします。
「ミレド」を一気弾きしたのと同じような手首(手全体)の動きで「ミミミ」と一気に弾き切ってください。
「ミ」「ミ」「ミ」と、3つバラバラに上下しないように気をつけます。
ピアノの鍵盤は連打に不向きで、一度下がった鍵盤が浮力で上がってくるまでに、少し時間がかかってしまうんです。
上がってきた瞬間に「ミミミ」と次のミを鳴らすことができると、連打が成功します。
ゲーム感覚で楽しく遊んでみてください。
まとめ
楽譜や弾くべき音楽があると、ピアノテクニックを身につけることに集中しにくくなります。
ピアノの鍵盤をゲーム化することによって、体と心、そして鍵盤が一体となって技術が身についていきます。
遊び感覚で、楽しく取り入れてみてください。
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