ピアノ初心者用楽譜の選び方・コツとは?

ピアノ初心者用の楽譜でいいものがあったら・・・と探している人、必見です!

楽譜を買ったけど難しくて弾けなかった、または編曲が簡単すぎて実際に弾いたらつまらなかった、なんて経験はありませんか?

この記事ではピアノ初心者におすすめする、初心者用楽譜の探し方のコツをお伝えしてみようと思います。

「白鍵」の多い初心者用楽譜はおすすめナンバーワン!~初心者用・楽譜選び~

ピアノには7つの白鍵(はっけん)と5つの黒鍵(こっけん)があります。

黒鍵も弾けると弾ける曲の選択肢は増えますが、まずは「白鍵」の多い編曲なら、初心者でも負担少なくピアノが弾けるようになります。

初心者が黒鍵を難しく感じる理由は、主にこの2点だと思います。

・楽譜にシャープ、フラットが書かれていて、どこを弾くのかパパッとわからない

・黒鍵は幅が狭く、指が滑って弾きにくい

楽譜上の問題のほかに、黒鍵だけ別な場所になっていて、心理的に弾きにくさが取れないケースが多いと思います。

中級者以上になると、黒鍵は高く飛び出ていて隣と間も空いてるので、ミスタッチしにくくて弾きやすく感じることができてきます。

しかし初心者のうちは黒鍵への負担感が大きく、白鍵の方が楽に感じることが多いです。

楽譜に「ソ♯」「レ♭」とあったら、音符を「マル」で囲んでしまって全然構いません。

しかし「ソ」の右、左、どちらの黒鍵を弾いたらいいのか、一瞬混乱してしまいますよね。

そんなこともあり、初心者には「白鍵中心になっているアレンジ楽譜」をまずおすすめしたいと思います。

同じ理由で「ハ長調で弾ける~~」とうたっている楽譜も、初心者の人にはおすすめです。

「カナ」が振ってある楽譜もおすすめ~初心者用・楽譜選び~

ポピュラー曲を中心に、最近では「カナ」の振ってある楽譜が出版されているようです。

「ミ」「シ」など瞬時に音符を読めなくても、振ってある「カナ」の通りに鍵盤(キー)を押さえれば、ピアノは弾けます。

読譜の負担が減り、誰でもピアノに親しめるようになり、本当に便利な時代になりました。

これら便利なカナ振り楽譜を使わない手はありません。

以前「色音符」楽譜が流行ったときに、「色と鍵盤を一致させてるだけ、音符が読めるようにはならない」という批判が出たことがありました。

確かに「色音符」を使っている段階では音符と鍵盤が完全に一致できてないかもしれませんが、次第に色をはずしていって音符も読めるようになるのではないでしょうか。

最初はカナ振り楽譜で練習し、何曲かレパートリーができてから、カナのない楽譜に挑戦することも可能です。

「音符が読めないけどピアノを弾いてみたい」と興味を持った人は、「カナ振り楽譜」とタイトルにある中から楽譜を選ぶとよいでしょう。

編曲も間違いなく、初心者用になっていると期待できます。

知らない曲より知ってる曲を弾こう!~初心者用・楽譜選び~

クラシックピアノを勉強する場合には、音楽への見聞を広めるために「知らない曲」「未知の時代の曲」を中心に学習位していきます。

しかし趣味で少しだけピアノを弾いてみたい、ポピュラーピアノが弾ければじゅうぶんという人は、「知っている曲」の中から曲を選んで弾くのが上達への早道です。

知っている曲なら楽譜を読むのも音を覚えるのも、時間短縮ができて早いです。

好きな曲を弾くのが一番効果的です。

好きな曲なら長時間練習しても飽きませんし、繰り返し弾くことでピアノの腕も上達します。

ポピュラーピアノの場合にはどうしても年齢、時代別によって流行ができてしまいますが、それも自分がその年代に生きてきた証となります。

演歌でも大衆化でも古い歌でも、自分が好きだと思った曲をピアノで練習してみるのが初心者には一番よい選曲なのではと思います。

まとめ

一冊にまとまった曲集を買うこともできますが、「ヤマハぷりんと楽譜」のように1曲ずつ楽譜データを購入し、自分で印刷する入手方法もあります。

どちらも一長一短で、曲集では不要な曲も含まれていますし、1曲ずつの楽譜は後から紛失することが非常に多いです。

どちらも利用してみて、好みの方法で楽譜をそろえてみて下さい。







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