30代になると社会人生活にも慣れ、何か趣味が欲しいと考えるのではないでしょうか。
大人の音楽愛好家は多く、中でもピアノは社会人サークルがたくさんあります。
ピアノは鍵盤を下ろすだけで音が鳴るため、音楽初心者に向いている楽器なんです。
この記事ではピアノ講師の立場から、音楽初心者がピアノを始める場合、30代のためのヒントを3つまとめてみました。
ポピュラー曲なら今すぐ始めよう
ピアノで弾きたい曲がポピュラー曲の場合、その曲の楽譜を手に入れて、今すぐピアノを始められます。
今は情報化社会のため、音符の読み方はネットで調べられますし、音源はyoutubeなどで聞けます。
読めない音符には「ドレミ」のカタカナを振り、5本の指を駆使して、ピアノを弾いてみましょう。
30代の初心者向けのコツは、右手、左手、片手ずつ練習することです。
1小節ずつ弾いて、音を覚えたら両手で合わせてみましょう。
丁寧に合わせていくうち、だんだんと形になっていきます。
キーボードなどの楽器を持っていない人は、イオンのしまむら楽器やアマゾンで鍵盤楽器を購入しましょう。
クラシックピアノ曲なら教室に通っても
ヨガやピラティス、ヒップホップは独学用DVDを購入して自宅で勉強しやすいですが、クラシックバレエを舞台で踊るとなると、ピアノ教室に通って専門の先生に教わった方が、早く上達します。
弾きたい曲がクラシックの王道、ショパンの革命エチュードや別れの曲、英雄ポロネーズにあたる場合は、ひとりで独学するのか、先生のところに習いに行くのか、決める必要がありそうです。
これらはピアノを何年も習い続けている人にとっても難しい曲で、専門的なテクニックを必要とします。
小犬のワルツ、幻想即興曲になると少し難易度が下がりますが、レッスンを受けた方が早道です。
しかし働き盛りの30代にとって、仕事の帰りや休日にレッスンに通い続けるのは、大変な負担となります。
クラシックピアノ曲を弾きたい場合、初心者向きにアレンジした楽譜も、役に立つと思います。
やさしいアレンジ曲が載っている楽譜がオススメ
ピアノ曲の別れの曲、小犬のワルツはもちろん、モーツァルトの有名な交響曲、シューベルトの歌曲など、クラシック音楽全般をレパートリーとしたやさしいアレンジの楽譜が出版されています。
どの曲を弾いても楽しめますし、原曲より早く弾けるようになりますので、忙しい30代の初心者レパートリー作りにオススメです。
またクラシック音楽は手ごわい曲が多いため、レパートリーの半分をポピュラー音楽にすると上達が早まります。
メロディーをすらすら歌えるような良く知っている曲を、カラオケのノリでピアノ練習していくとよいでしょう。
まとめ
ピアノは音楽初心者に向いている楽器なので、ぜひ30代の皆さんにも始めてほしいと思います。
30代という年齢はピアノを始めるのに決して遅くなく、平均年齢の80歳まで弾けるとして、あと50年もピアノを楽しめます。
寝たきりになるまで2足歩行するよう、ピアノも手指で鍵盤上を歩ける限り弾いていられます。
ピアノが生涯の趣味となるよう、ぜひ楽器を用意して今から始めてみてください。
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