子供時代に習っていたピアノをやめてしまい、大人になってから再開した人はいませんか?
毎週レッスンに通っていれば先生が課題を出してくれますが、大人になって再開した場合には何を弾くにも自分で決めないといけません。
新しい先生を探す方法、独学で続けていく方法、どちらの人もいるでしょう。
この記事ではピアノ講師の立場から、ピアノを再開したら何をどんな風に練習しているのか、一般的な練習方法について解説したいと思います。
練習曲はしてもしなくてもどちらでも
子供時代にやっていた練習曲の続きですが、大人になって再開する場合、やってもやらなくても良いでしょう。
ブルグミュラー25番、チェルニー30番など昔やった練習曲を復習する練習方法もありますが、大人は子供と違って練習時間が取れません。
好きな曲、弾きたい曲だけで再開している人はたくさんいます。
正統派クラシック曲でも、好きなポピュラーソングでも、自分で楽譜を探して練習できるのが、大人ピアノの楽しさです。
子供時代に習った基礎を生かして、好きな曲でピアノの再開をしましょう。
さらなる上達を…という人は、子供時代よりもグレードアップした練習曲に挑む練習方法もあります。
たとえばショパンエチュードまで手が届かなかったけれどやってみたいという人は、大人になってから取り組むことも可能です。
革命、黒鍵のエチュード、エオリアンハープ、別れの曲など、親しみやすい曲から始めるのがよいでしょう。
週末だけでもピアノを練習しよう
毎週ピアノレッスンに通えた子供時代は、毎日コンスタントに練習できていた人が多いのではと思います。
大人になると仕事で帰宅が遅いなど、子供の頃のように毎日練習することが困難になります。
土日の休日など、週末だけでもピアノを練習できるようにしましょう。
仕事のある平日は、電子ピアノにヘッドホンをつけて短時間弾く練習方法の人が多いようです。
たとえ10分でもコツコツ続けることにより、練習がはかどります。
ピアノを再開したら発表の場をつくろう
ピアノを再開してしばらくすると、発表の場がないという悩みに直面する人が多く出ます。
習っていた頃にはピアノ教室での発表会に出られたのですが、再開して独学の場合には練習曲を披露する場所がなくなります。
スマホ動画で撮影してyoutubeにピアノ演奏をアップするなど、積極的に発表する姿勢を持ちましょう。
アマチュアによるピアノ愛好会に入り、練習会、引き合い会に参加する練習方法もあります。
人前で発表し、人の演奏で勉強し、自分の練習方法に生かしていってください。
まとめ
子供時代にピアノを習っていた人は、独学での再開も可能です。
独学で壁を感じた人は、大人向けのピアノレッスン教室でレッスンを再開してもよいでしょう。
フリーチケット制で、1回ごとに予定を組んでくれるピアノ教室もあります。
子供の頃に習った基礎を元に、好きな曲で大人ピアノを再開し、より豊かなピアノ生活を充実させていってください。
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