ピアノが上達するゲームの紹介で、遊び方のコツを、ピアノ講師からこの記事を通して解説します。
このゲームを通して、ピアノの重力奏法、指先の使い方、腕の運び方を学んでいきます。
遊びながら楽しくピアノを上達できますので、お子さんと一緒に、または自分のためにやってみてください。
目次
水に浮かべた板を足で踏んでみよう!~ピアノが上達するゲーム~
ピアノやキーボードを弾くとき、腕の重みを利用して弾く「重力奏法」が大切だと言われています。
2本の足で歩くように、両手10本の指、両腕2本を使って、ピアノの鍵盤の上を歩いていきます。
ゲームの遊び方を説明します。
1.幼児用ビニールプール(または大きな洗面器)を用意し、5~10cmくらい浅く水を張ります
2.カマボコの板、薄い発泡スチロールをカットしたものなど板状のものを、プールの水に5個くらい浮かべます
3.裸足になり、水面に浮いている板を上から踏んづけて遊ぶゲームです
水面がピアノの鍵盤、プールの底が鍵盤の底にあたります。
足を水中に沈めていく感覚が、ピアノの指先を鍵盤に沈めるのに似ています。
このゲームを通して、ピアノでの重力奏法で手指や腕の感覚を養うことができます。
おはじきをはじいたり引き寄せたりしよう~ピアノが上達するゲーム~
次は「おはじき」を使って、ピアノの指先を鍛えるゲームをします。
一人で遊んでもいいですし、お子さんと一緒にやってもよいでしょう。
プラスチックではなく、重みのあるガラス製のおはじきを用意します。
おはじきゲームのやり方を紹介します。
1.おはじきを10~20個、間隔を空けてテーブルの上に置く
2.指先でAというおはじきを弾き、Bという別のおはじきにコツンとぶつける
3.その時、他のおはじきに当たったら負けで、次の人に番をゆずる。
他のおはじきに当てずにBのおはじきだけに当てることができたら、Bのおはじきをゲットする
4.他のおはじきに当たらないよう、1つだけのおはじきにコツンとぶつけてゲットする遊びを繰り返す
5.たくさんおはじきをゲットできたら勝ち
おはじきをはじく時、指先で外側に向かって弾くだけでなく、指先を内側に取り込むような動きも出来るようにしてください。
おはじきを外側にはじくのは簡単ですが、手の内側に取り込むはじき方は、練習しないと上手くできないのです。
指先ではじく動作はピアノを弾くのに必要な動きなので、おはじきゲームで身につけましょう。
あいうえお表を指先でタッチしよう~ピアノが上達するゲーム~
B4かその倍くらいの大きさの「あいうえお表」を用意してください。
2人で「しりとり」をしながら、あいうえお表の平仮名を指先でタッチします。
たとえば「もみじ」なら、「も」「み」「じ」の順に、あいうえお表を指先でタッチします。
1回目のタッチは1の指(親指)で、2回目のタッチは2の指(人差し指)で…と行うと、ゲームの難易度を上げることが可能です。
一人でもできますし、お子さんと順にしりとりをしながら指先を当てていきます。
腕を左右前後に大きく動かすので、腕運びの良い練習となるゲームです。
まとめ
水面に浮かんだ板を踏むゲーム、おはじきで指先を鍛えるゲーム、あいうえお表でしりとりをする腕運びのゲームを紹介しました。
右手だけでなく左手でも同様に行うのがコツです。
お子さんと一緒に、または一人で楽しく遊びながら、手指や腕、体の使い方を覚えて、ピアノ練習に生かしてみてください。
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