ピアノ伴奏の練習方法は?時短できる3つのコツ

学校の合唱コンクールの伴奏や、保育士の先生でピアノ伴奏をしなければいけない人はいませんか?

勉強や仕事がある中、時間をかけず効率よく伴奏したいですよね。

この記事ではピアノ講師の立場から、ピアノ伴奏の練習方法において時短できる3つのコツを解説したいと思います。

左手のバス音を1小節、長く伸ばしてみましょう

ピアノ伴奏の一番かんたんな形は、右手のメロディーを弾きながら、左手の「バス音」を長く伸ばす方法です。

学校の伴奏や保育園で歌の練習する時、この方法は「歌」「ピアノ伴奏」この2つを一度に練習方法です。

左手のバス音ですが、1つ1つの小節の「一番最初の音」がバス音となっていることが多いです。

シャープ1つの「ト長調」では主音となる「ソ」、主音の前に出がちな「レ」が多発します。

バス音さえあれば伴奏として成り立つため、バス音を取り出す練習方法を最初に取り入れましょう。

メロディーと合わない不自然な音が出るとすぐにわかります。

自分の耳と楽譜の情報を頼りに、バス音を伸ばしてみましょう。

歌の上達とともに、弾ける伴奏音を増やしましょう

合唱や保育園で歌を教えるとき、歌い手が歌をおぼえていき余裕がでてきたら、伴奏者も弾ける伴奏音を増やしてみましょう。

歌い手側がじゅうぶんに歌をおぼえていない時は、伴奏の音数が少ない方が歌をおぼえやすいです。

歌い手側の歌が安定してきたら、バス音の他にいくつか音を増やせるようにしましょう。

楽譜の中から拾えそうな音を、いくつか拾っていけば大丈夫です。

和声の知識、和音の知識が役立ちますので、「和音コード」の基本を調べるとよいでしょう。

楽譜通りの伴奏を弾くのは、ステージ発表本番の直前でも間に合います

歌や合唱の練習が仕上がるまでに、1か月、3か月と日数がかかることが多いと思います。

ピアノ伴奏をしなければいけない人が、楽譜通りキチンとした伴奏を弾くのは「ステージ発表」の直前、本番でもじゅうぶん間に合います。

はじめはバス音だけで練習、少しずつ伴奏音を足していき、最終段階で楽譜の伴奏が弾ければ十分です。

オクターブの手が届かない、16分音符の速いところが弾けない場合は、部分的に音を書きかえることも可能です。

また学校や保育園でピアノが苦手な人ばかりの時には、発表会だけ伴奏ピアニストをお願いする方法もあります。

自分の力量に合わせ、無理ない練習方法で取り組んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

合唱の伴奏や保育園で歌う曲のピアノは、楽譜がむずかしく書いてあるケースが多いです。

最初から楽譜の通りに弾こうとすると、挫折感を味わうことがよくあります。

本番までに形になる伴奏が弾ければよいのですから、焦らず時間をかけて取り組むのがよいと思います。







失敗しないピアノ上達教材の選び方のご案内
スラスラ弾けるようになりたい」と思い毎日一生懸命練習している方や上達させたいと思う先生や親御さんに絶対に後悔しないオススメのピアノ上達教材をランキング形式で紹介します。

教材通りに正しい練習法を実践すれば自己流で練習している人より最短距離で早く上達できます。よかったら試してみてください。

ピアノ上達人気(DVD)教材ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする