ピアノの弾き方がわからない!すぐ弾ける3つのヒントとコツ

ピアノの弾き方がわからなくて、何となく鍵盤に向かう気が起こらない人はいませんか?

ピアノはたくさんの音を鳴らすため、他の楽器よりむずかしく感じている人も多いかもしれません。

しかしピアノには簡単な一面もあり、鍵盤を下に下ろせば誰でもキレイな音がなることです。

この記事ではピアノ講師の立場からピアノの弾き方がわからない人のために、すぐ弾ける3つのヒントとコツについて解説していきます。

ピアノ演奏はオルゴールBOX、ハンドベルと似ています

プロのピアニストが髪を振り乱して一心不乱にピアノを弾いているのを見ると、ピアノ演奏がものすごく難しい行為に感じてしまいます。

しかし熱演によるパフォーマンスや感情表現により行なっている場合もありますので、一般人がピアノを弾く場合には無駄のない動きや良い音を出す工夫に重点を置いた方がよいでしょう。

ピアノ演奏でやるべきことは、楽譜にある音を両手の10本の指を使って、全ての鍵盤を鳴らしていく行為です。

オルゴールBOXの中に突起のある回転円柱と、長さの違う金属の細い板が仕掛けられています。

1つ1つの突起で金属の細い板を弾いていくように、ピアノ鍵盤を1本1本の指で鳴らしていきます。

1人で1つ、または2つのベルを担当する、ハンドベルの演奏もピアノと良く似ています。

ミを鳴らすべきタイミングでミを鳴らし、ラの音のタイミングでラを鳴らします。

1人の人間の1人の脳で、たくさんの音を鳴らさなければならないのが、ピアノ演奏のむずかしい所です。

指番号をたくさん楽譜に書きましょう

10本の指でピアノ鍵盤を下におろしていくだけなので、ピアノの弾き方がわからない人はその作業に集中していけば良いでしょう。

ピアノ初心者が最初につまずくのが、どの音をどの指で弾いたらいいのかわからない問題です。

クラシック曲には部分的に指番号が書いてあるので、不慣れなうちはわからない指番号をたくさん楽譜に書いていきましょう。

特に初めての曲では、全ての音符に指番号を書いても良いくらいです。

わからない指が減ってくると、指番号も最小限で足りてきます。

わからない指を間違えたり、弾き直しをするくらいなら、楽譜にたくさん指番号を書いた方が効率的です。

足ペダルの踏みかえは1本指で練習できます

ピアノの弾き方がわからないと感じる原因のひとつに「足ペダル」の使い方があります。

指先を鍵盤から離しても、足ペダルを踏んだままでいると、音が消えずにいつまでも伸びてくれるため、大変便利な道具です。

特にポピュラー曲を弾く人は初めての曲から足ペダルを使います。

和音コードが変わるたびに足ペダルを踏みかえていきます。

しかし和音と足ペダル、2つを一度に練習するのは難しいため、「ド」「レ」「ミ」と一本指でピアノを弾きながら、足ペダルだけの練習を行いましょう。

踏むタイミング、離すタイミングを、音が濁らないようにつかんでいきます。

一本指で足ペダルの踏みかえができたら、和音で踏みかえてみましょう。

まとめ

ピアノに弾き方というほどの弾き方はなく、指でただ鍵盤を下に下ろし、音が鳴ればOKです。

右利きの人が多いため、左手で伴奏を弾くのが難しい場合が多いでしょう。

まず最初は堅苦しく考えず、右手の1本指で知っている曲のメロディーを、気軽な気持ちで弾いてみるのはいかがでしょうか。

慣れてきた頃に左手で和音コードのバス音だけ伸ばせば、立派なピアノ演奏が完成します。







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