ポップスを演奏する場合のピアノ上達方法と楽譜の選び方

ピアノで弾きたい曲が、たまたまJ-POPなどのポップスだったとしたらラッキーと言えます。

ポップスは歌やBGMバンドの演奏をピアノ編曲した楽譜がほとんどのため、難しさは編曲次第、クラシックピアノと違って融通が利きやすいんです。

この記事ではポップスピアノを弾きたい場合の上達方法はどうしたらよいのか、楽譜の選び方と共にお話ししてみたいと思います。

その曲は初級楽譜なら弾けますか!?~ポップスピアノ上達法

まず初めに、弾きたいポップス曲の初級アレンジの楽譜は、練習したら弾けるようになりそうでしょうか。

初級の楽譜では、リズムの刻みを単純にし、和音の幅も狭く、音符の数も全体に少なめに編曲されています。

現在初級の楽譜で弾けそうな人は、初級アレンジを練習してレパートリーにしてみましょう。

何曲か寄せ集めた楽譜を入手した人は、初級アレンジの別の曲にもチャレンジしてみてください。

調やリズムが違い、メロディーも違う曲を何曲か弾いていると、それだけでピアノ経験値が上がって自然と上達していきます。

「初級の楽譜は簡単過ぎ、もっと上達したい」という人は次の方法が向いているかもしれません。

初級も上級も使うコードは実は一緒~ポップスピアノ上達法

初級の楽譜が簡単過ぎに感じてしまった人は、同じ曲の「上級」編曲の楽譜にもチャレンジしてみてください。

ポップスピアノ曲の場合は、曲が同じだと使われているコードもほぼ同じになっています。

上級アレンジでは、音型が細かく素早くなっていたり、バス音から高音まで広い音域で弾くようになっていたり、装飾が細やかでゴージャスになる感じです。

曲のメロディー、和音の骨格など骨組みの部分は、初級も上級も共通している部分が大きいんです。

私は大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」のポピュラー楽譜を3種類の難易度でそろえました。

初級用、中級用、上級用です。

初級用では曲の長さを短くし、左手の和音が簡単になっています。

シャープ、フラットの調号を取って、極力つけないで済む調に「移調」してある楽譜も見かけました。

中級用は歌の間奏(つなぎ)など細かい音型が出てきて、少々練習が必要なレベルです。

上級用のは左手の和音アルペジオも凝っていて、曲全体に丁寧な練習が必要でした。

元の曲が同じだと、譜読みの手間を減らしたまま、初級から上級までの楽譜で練習できます。

最初は困難に感じた上級アレンジの楽譜も、練習しているうちに次第に手が届くようになってきます。

ポップスピアノを上達させたい人は、難易度の上の楽譜もぜひ揃えてみてください。

まとめ

ポップスピアノの場合は、テクニック的にそう弾きにくい所が出てくることは少ないです。

その代わりポップス特有の和音コードや、裏拍で打っていくリズムなど、不慣れに感じる課題も含まれています。

ひとつひとつ勉強し身につけていくことが、上達への秘訣です。







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