ピアノ練習で鍛えるべき3つの和音テクニック

ピアノの楽譜で和音がたくさん出てきたときに、内心うんざりしている人も多いのではないかと思います。

ピアノは一度にたくさんの音を扱うため、音を弾く手も、楽譜を読む頭も、パンパンにパンクしそう・・・なんてこともありますよね。

この記事では和音練習の3つの方法に着目し、和音練習で得られるテクニックについてお話ししてみたいと思います。

賛美歌集は和音練習の宝庫!~ピアノ和音練習・方法1

「神のみこは」「荒野の果てに」くらいしか私も賛美歌はわからないのですが、数々の和音をひたすら2分音符で展開していくキリスト教の賛美歌は、ピアノの和音練習の宝庫なんです。

もし賛美歌集を持っている人がいたら、知っている曲だけでもピアノで弾いてみた方がいいですし、「和音が苦手」という人がいたら、ピアノ用の賛美歌集が出ているので和音練習用におすすめします。

なぜ賛美歌集をすすめるかと言いますと、和音を勉強できる似たような和音教材が、それほど多くないからです。

シューマン作曲「子供のためのアルバム」(ユーゲントアルバム)の4曲目「コラール」では、賛美歌風の練習曲が1曲だけ載っています。

他に有名な練習曲は、ブルグミュラー25の練習曲にある「アベマリア」が、少々賛美歌風になってます。

他にも子供向けのピアノ練習曲に和音の曲が入っていることもありますが、和音奏だけが沢山まとめて載っているのは「賛美歌集」くらいなんです。

日本のピアノ練習はまだまだ音階優先で行っているため、和音コードに強くないという印象を持っています。

ぜひ賛美歌をたくさん弾いて、和音の進行に強くなりましょう。

和音で重力奏法の習得を!~ピアノ和音練習・方法2

ピアノの和音演奏は、実は「重力奏法」で格好の練習素材になるんです。

片足で立つよりも、両足を地面につけていた方が楽に立てますよね?

ピアノの重力奏法も同じで、実はたった1つの指先に手の重みを乗せるよりも、和音で「ドーソ」と「1-5」で手の重みを乗せた方が、指が2本になって手が楽なんです。

右手親指で「ド」だけ、右手小指で「ソ」だけよりも、「ドーソ」と「1-5」指を下ろしてしまった方が弾きやすく感じませんか!?

この時「手が楽」と感じた感覚が、重力奏法においては大切なんです。

どの音でもいいので「1-3」指、「1-4」指の指先でも、指先を立たせて手の重みを乗っけてみてください。

左手も同様で、左手の方が先入観がないぶん、上手く指先に乗る人も多いかもしれません。

和音は一度に2つ以上の音を弾くので億劫といえば億劫ですが、「重力奏法を学ぶ機会」と積極的に和音奏に取り組んでみてください。

クラシックピアノ奏者も和音コードの勉強を!~ピアノ和音練習・方法3

クラシックピアノでのレッスンでは、まず24の長音階、短音階を学んだついでに、主和音、属和音、下属和音(ドミソ・シレソ・ドファラ:ハ長調の場合)を学ぶと思います。

音階の勉強が優位になるあまり、クラシックピアノでは和音進行について学ぶ機会が後回しになりがちなのでは、と感じています。

先日ショパンのバラード1番に取り組んでいる人に「盛り上がるサビの和音の音がいっぱい過ぎて読み切れない」と楽譜を見せられて相談されました。

主旋律「シ~~ド♯~ド♯ラーー」の場面です。

「シー」にあたる出だしの和音は、全部「ミ・ソ♯・シ・レ」のE7(イーセブンス)和音の構成音によって出来ています。
出だしの和音どころか、「シ~~ド♯~ド♯」の1小節丸々、「ミ・ソ♯・シ・レ」の音だらけです。

もともとト短調から転調している箇所のため、「E7」という和音コードは想像しにくいのですが、コードの知識があればこの曲くらいの音数であれば、難なく読めるのではと思われます。

クラシックピアノでも和音コードを知っていると便利な場面が多くあります。

音大で詳細な和声学を学んだ人には不要かもしれませんが、判別の難しい和音は、コード理論の目線で見てしまえば、何も判断材料がないよりはずっと役に立ちます。

まとめ

和音練習について、「賛美歌」「重力奏法」「クラシックピアノ」という視点からお話ししました。

ピアノは同時に多くの音を鳴らせる楽器のため、和音とは切っても切れない関係にあります。

「和音を制すものはピアノを制す」と言っても、過言ではないかもしれませんね。







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